陽だまり鍼灸整骨院の外反母趾陽だまり鍼灸整骨院の

足の親指（母趾）が小指側に『く』の字のように曲がり、親指（母趾）の付け根が腫れたり痛みが出たりして歩行に支障が出る状態をいいます。

さらに悪化すると、足の裏にタコができたり、親指（母趾）が第2趾の下にもぐりこんだりすることもあります。

外反母趾では一般的に外反母趾角（第1中足骨と第1基節骨のなす角）で評価されます。

正常が15度以下、軽度が15度～20度未満、中度が20度～40度未満、重度40度以上となっております。角度があればあるほど治療がしにくくなります。

外反母趾は『先天性』と『後天性』の2つに分かれています。

『先天性』

①おばあちゃんやお母さんからの遺伝

②親指（母趾）が第2趾よりも長い

③関節が緩い

『後天性』

①ハイヒールや幅の狭い靴をよく履く

②関節リウマチや変形性関節症の方

③運動不足や歩き方、姿勢などの生活習慣

特に生活習慣が原因でなる方が多いのと女性の比率がとても高いです。

女性が多い理由は、女性のほうが関節が柔らかいということや筋力が弱いということが理由となっております。

外反母趾の施術は保存療法と手術療法があります。

保存療法

①運動療法…母趾外転運動やタオルギャザーなどで軽度から中度の外反母趾に対しては多少の効果が期待できます。

②装具療法…医師と義肢装具士が連携して矯正用装具を作成したもの、縦アーチを補強するための靴にインソールを入れる、痛いところへパッドをするなどがあります。矯正用装具で多少は改善の効果はありますが、確実ではないです。

③薬物療法…鎮痛剤入りの湿布や塗り薬、飲み薬、注射などで痛みや炎症を抑えていきます。

④その他…靴や歩き方の指導で靴で誘発される痛みや多少の痛みの軽減の効果があります。しかし、変形の改善や今の外反母趾が治るということは考えにくいです。

靴の選び方はヒールが低く指先のゆったりとした柔らかい素材の靴が好ましいです。

手術療法

保存療法では、改善の余地がない場合や重度以上の場合は手術療法の適応となります。

現在は軽度でも放置し続けると変形が進行し日常生活に支障が出てきてしまい、保存療法のみではなく手術療法になってしまうので、気になった方は早めの治療をお勧めします。

陽だまり鍼灸整骨院南区・中区グループでは手技療法、超音波療法で痛みの緩和や筋肉調整をしていき状態に合わせてテーピングを行っていきます。そのほかに外反母趾になる原因の一つの姿勢の崩れを治療していきます。外反母趾の方はハイヒールを履くことによっての前傾姿勢の方が多いです。正しい姿勢や歩き方によって外反母趾の予防や痛み改善につながるので、その姿勢を根本から治していく骨盤矯正を行い運動療法や歩き方の指導などもしっかりお伝えいたします。

日常に支障はないが少しでも痛みがある方、変形がある方など少しでも気になる方も当院にお問い合わせください。