陽だまり鍼灸整骨院の腸脛靭帯炎（ランナー膝）陽だまり鍼灸整骨院の

腸脛靭帯（ちょうけいじんたい）は、太ももから膝を通ってすねにかけて走っている大事な筋膜です。この靭帯は、膝の安定性を保ち、特に走るときや歩くときに大きな役割を果たしています。

腸脛靭帯炎（ちょうけいじんたいえん）、通称「ランナー膝」は、腸脛靭帯が膝の外側で擦れて炎症を起こす状態です。これにより、膝の外側に痛みを感じるようになります。この症状は、特にランニングや自転車など、繰り返し膝を使う活動をしている人に多く見られます。

腸脛靭帯炎の主な症状は以下の通りです：

膝の外側に痛みを感じる

膝を曲げたり伸ばしたりすると痛みが増す

痛みが運動後や長時間座った後に強くなる

膝を押すと痛みを感じることがある

これらの症状が現れた場合は、早めに専門家に相談することが大切です。

腸脛靭帯炎は、特に以下のようなスポーツをしている人に多く見られます：

ランニング
ジョギング
サッカー
バスケットボール
自転車
これらのスポーツでは、膝に繰り返しの負担がかかるため、腸脛靭帯が炎症を起こしやすくなります。

どうしたらいいの？

腸脛靭帯炎になったら、まずは無理をせず、休むことが重要です。以下の対策を試してみてください：

安静：痛みがあるときは、激しい運動を避け、体を休めましょう。
アイシング：氷をタオルで包んで、痛む部分に当てると腫れや痛みが和らぎます。15〜20分程度、数回に分けて行うと良いでしょう。
病院での診察：自己判断せずに、医療機関で専門家に診てもらうことが大切です。

ストレッチ方法

腸脛靭帯炎を予防するためには、ストレッチが非常に効果的です。無理のない範囲で、以下のストレッチを行ってみてください。

1. 腸脛靭帯のストレッチ
立った状態で、片方の足を後ろに引きます。
後ろの足のかかとをお尻に近づけるようにします。
この姿勢を20〜30秒キープし、反対側も同じように行います。

2. 太もものストレッチ
立って、片方の足を後ろに曲げて、かかとをお尻に近づけます。
曲げた足を持ち上げて、もう一方の手で引っ張ります。
この姿勢を20〜30秒キープして、反対側も行います。

3. お尻のストレッチ
座った状態で、片方の足を曲げて、もう一方の足の膝の上に置きます。
曲げた足の膝を外側に押しながら、体を前に倒します。
この姿勢を20〜30秒キープして、反対側も同じように行います。

鍼灸整骨院での治療

鍼灸整骨院では、腸脛靭帯炎に対してさまざまな治療法が行われています。

1. マッサージ
膝周りや太もも、ふくらはぎの筋肉をほぐすマッサージが行われます。これにより、血流が良くなり、筋肉の緊張が和らぎます。痛みが軽減し、動きやすくなるのが特徴です。

2. 鍼（はり）治療
鍼治療は、特定のツボに鍼を刺すことで痛みを和らげたり、血流を改善したりします。腸脛靭帯炎の場合、膝周りや太もも、ふくらはぎのツボに鍼を行うことで、回復を促します。

3. 灸（きゅう）治療
お灸は、もぐさを使ってツボを温める治療法です。温めることで血流が良くなり、筋肉の緊張がほぐれます。腸脛靭帯の痛みを和らげるのに役立ちます。

4. ストレッチ指導
専門家が正しいストレッチの方法を教えてくれます。自宅でもできるストレッチを取り入れることで、再発を防ぐことができます。

5. 電気治療
一部の鍼灸整骨院では、電気治療を使って筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。

まとめ

腸脛靭帯炎（ランナー膝）は、特にランニングやサッカーなどのスポーツをしている人に多く見られる症状です。痛みがあるときは無理をせず、適切なケアを行うことが大切です。ストレッチや治療を受けることで、早く回復できる可能性があります。もし痛みが続く場合は、ぜひ岡山市南区・中区の陽だまり鍼灸整骨院を訪れて、元気にスポーツを楽しむためのサポートを受けてください！